ググれないは話にならないエンジニア
エンジニアにとってググる力は一番必要なスキルと言っても過言ではありません。では、なぜエンジニアにはググり力が必要なんでしょうか？簡単に説明していきます。
言語は常にアップデートされている
プログラミングには様々な言語があります。機械学習のためにPythonを扱うエンジニアがいたり、フロントエンドのためにHTMLやJavaScriptを扱うエンジニアがいたりと様々な言語を扱うエンジニアがいます。
どの言語を扱うエンジニアにも共通して言えることは、その言語の全てを理解しつくすことは実質不可能であるということです。しかも、プログラミング言語は常に最新版へとアップデートされ続けているので、変化に柔軟に対応することも必要になってきます。
アップデートするたびに暗記しなおすという事は非効率すぎるので逐一ググって最新の情報を仕入れるためにググる力が必要になってきます。
ググれば30秒、暗記すれば終わりはない
if文やfor文などの文法は言語によって微妙に違ってきます。私はPythonやPHP、JavaScriptなど複数の言語を扱っていますが、毎回「この言語ではforってどうかくんだっけ？」と使い方がわからなくなってググっています。
また何かやりたい処理があるときに既に関数が実装されている場合もあります。（例えば配列の要素のシャフルとか）こういう時に自分で実装しようとすると時間がかかりますが、ググれば関数を呼び出す処理だけコピペで書けば終わりということもあります。
こんな感じでググるのは圧倒的に効率が良いです。
ググれないならプロに聞くのもあり
ここまでググる力が必要な理由をまとめましたが、自分には的確にググる力はないという人やググるのはめんどくさいっていう人はプロに聞くのもありです。
プロに聞けば一発で悩みが解決する
プログラミングで一番時間がかかるのは、エラーの解決法などをググる時間です。自分の環境とエラー内容にあった解決策を探すのには、慣れているエンジニアでも時間がかかります。特に初心者は解決方法を見つけられずに諦めることが多いです。
そんな経験がある人はプロのエンジニアに質問するのも1つの手段です。プログラミングスクールなら24時間いつでもプロのエンジニアに質問可能なところもあります。
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ググり力を上げるためのコツ
エラー文をググる
まずはエラーの解決方法を知りたいならエラー文をググることを覚えましょう！エラー文にはどこで何がエラーになっているのかが書いてあります。それをコピペしてググることで解決方法を見つける手掛かりになります。
具体的すぎるワードは使えない
エラー文をググるときには１つ注意することがあります。
それはすべてをコピペしてはいけないということです。
エラー文には自分のパソコンの名前やディレクトリ名、クラス名、何行目でエラーが発生したかなどが書いてあります。これらの情報はプログラミングする人によって違うものなので、いくら検索しても解答は出てきません。
検索したとしても、「一致する情報は見つかりませんでした」と表示されるだけでしょう。
ググるときは具体的すぎるワードは使えないことを知っておきましょう！
抽象的すぎるワードも使えない
具体的すぎるワードは使えませんが、逆に抽象的すぎるワードも検索では使えません。例えば「Python TypeError 解決方法」で検索すると↓のように結果が出てきます。
それっぽいのがあるって思うかもしれませんが、ここにある情報では今回のエラーの直接的な解決方法は分かりません。
「TypeError」や「SyntaxError」は頻繁に起こるエラーで原因も様々あるので、関係ない情報まで表示されてしまいます。なのでもう少し詳しく調べないと何が原因になっているのかわかりません。
抽象的なワードと具体的なワードを組み合わせてググる
ググるときは抽象的なワードと具体的なワードを組み合わせて自分が知りたい情報を探しましょう！
簡単に言うと、エラー文から自分の環境固有の情報を外して検索すればOKです。変数名やパソコンの名前等は除外しましょう。例：「TypeError: can only concatenate str (not "list") to str」
さらにググり力を上げる裏技
Google検索の機能を活用しよう！
Google検索には様々な機能があります。それらの機能を利用することでより効率的に情報を集めることができます。
除外検索を活用
Pythonのエラーを検索しているのに、他の言語（JavaScriptやPHP等）について書いてあるサイトが出てきたなんて経験はありませんか？Pythonと検索ワードに入れて検索しても関係ない情報が出てきてしまうのはよくあることです。
そういうときはGoogleの除外検索機能を使いましょう。使い方は簡単で、除外したいワードの前に「-」をつけて検索するだけです。例えば、JavaScriptを除外したい場合は「-JavaScript」と入力して検索します。
完全一致検索
もう一つよく使うのが完全一致検索です。Google検索では、タイピングミスを考慮して似てる言葉も検索しています。なので、関係ない言葉も検索結果に表示されてしまうのです。
それを防ぐためにはGoogle検索の機能の完全一致検索を使います。使い方はかんたんで「""」で囲うだけです。例えば、「Python」は完全一致で検索したかったら「"Python"」として検索します。
できるだけ最新の情報を見よう！
プログラミングの情報を検索するなら古い情報よりもできる限り新しい情報を検索しましょう！理由は簡単で、プログラミング言語は常にアップデートされているので、古い情報は単純に役に立たないことが多いです。
新しい情報を探すための機能もGoogle検索には用意されています。使い方は簡単で、まず下の画像の赤で囲ったところ（「ツール」と書かれているところ）をクリックします。
すると下にメニューバーが出てくるので、そこで検索期間を指定します。
Twitterでも検索してみる
エンジニアにはTwitterをやっている人も多いので、案外Twitterで検索すると悩みが解決するかもしれません。なのでググるだけじゃなくてTwitterで調べることも選択肢の１つとして考えておいてください。
ショートカットを駆使して効率的に検索する
ググるときにはショートカットキーを使うとより速く情報を検索することができます。
ここでは私が良く使うショートカットキーを紹介しておきます。
リンクを新しいタブで開く：Ctrl+クリック
リンクを普通にクリックして記事を読むと、戻るときにもう一度読み込まないといけなくなり、少し遅くなります。そういう時はリンクをCtrlキーを押しながらクリックして新しいタブで開きます。そうすると、戻るときはそのタブを閉じればいいですし、読み込みが発生しないのでちょっと速くなります。
新しいタブを開く：Ctrl+T
新しいタブで検索したいときはCtrl+Tで新しいタブを開きます。いちいちマウスで操作しているとかなり遅くなってしまうので、ショートカットキーを使ってしまいましょう！
検索バーにアクセスする：Ctrl+K or Ctrl+E
記事の途中から検索バーにアクセスしたくなってときはCtrl+Kです。これはCtrl+Eでも代用できます。
アドレスバーにアクセスする：Ctrl+L
検索バーではなく、アドレスバーにアクセスしたい場合はCtrl+Lです。
タブを移動：Ctrl+Tab(左から右)、Ctrl+Shift+Tab(右から左)
タブを開いたらCtrl+Tabでタブ間を移動できます。マウスで移動させるよりも速いので慣れておきましょう。
タブを閉じる：Ctrl+W
タブを閉じるときはCtrl+Wで閉じられます。
結論：ググれないならプロに聞け！！
ここまでググり力を高めるためのコツなどについてまとめましたが、どうしてもめんどくさいとか、よくわからない人は慣れるまではプログラミングスクール等を利用してプロのエンジニアに聞くのが一番早いです。
検索の仕方などは、だんだん慣れてくるものなのでそれを勉強するためにプログラミングスクールを活用するのも全然ありです。プログラミングスクールを選ぶ際は、質問の対応をいつでもしてもらえるところや、自分のやりたいことに応じてカリキュラムを組んでくれるオーダーメイドのところがいいでしょう。
私が、この条件でプログラミングスクールを探すなら「tech boostオンライン」１択です。webアプリなどのweb制作からAIやブロックチェーンといった今流行りの技術の勉強もできるので、プログラミング初心者にはうってつけのスクールになっています。特にAIやブロックチェーン関連は情報が少なめで、しかも難しい専門用語を使っていたりして理解が難しい分野なので、勉強するならプロのエンジニアに頼ってしまうのが一番早いですし、力にもなります。
無料で相談も受けられますので、まずはどういうことがしたいかや、何が学びたいのかを相談してみるのもいいと思いますよ。
