台湾

【台湾留学】高専の制度で2か月間台湾にインターンシップに行った話【高専生留学】

 

台湾留学に行ったきっかけ

私が台湾に留学に行ったきっかけは、単純に制度が整っていたのと海外に興味があったからです。

私の高専では国際交流に力を入れており、留学の補助制度があったため、それを利用していきました。

具体的な制度については下記。

・専攻科1年生の6月~8月は授業がない(夏休み合わせて4カ月間自由にできる)

・海外留学に参加する場合、奨学金を受け取れる

・提携している大学がある

・つながりの強い現地の企業がある

私の場合、台湾でカンファレンスに参加する予定だったので6月を使って研究をある程度進め、7月から9月の上旬まで台湾に行きました。

期間としては、2か月と1週間程度だったため、3か月分の奨学金として18万円もらうことができました。

この18万円で食費以外に関してはほとんど賄えました。

・飛行機代:4万円

・大学寮での宿泊費:1万円(1カ月)

・ゲストハウスの宿泊費:2万5千円(1カ月)

・保険代:7万円

・企業への通勤費:80*30=2400円

・食費:1日1500円(平均)

食費は大学があるところが田舎だったので前半はすごく安く抑えられたんですが、後半は台北に行って居酒屋やバーに行ったりしていたので少し高めになってます。

台湾留学のための準備

私が台湾に留学するために準備したことは下記。

・中国語の勉強(来日した留学生と)

・英語の勉強(来日した留学生と)

・台湾の文化の勉強(本)

・カンファレンスで発表する研究発表用資料の作成

・留学の雰囲気や必要なものを先輩に聞く

私の専攻では毎年同じ企業に留学に行っていたので、先輩に何が必要なのかや注意すること、現地の雰囲気などを聞いておきました。

また、台湾では中国語がメインで、英語が少しだけ通じるという感じなので、中国語を簡単に勉強していきました。

台湾留学のプログラム

私が行った台湾留学のプログラムは大きく前半と後半に分けられます。

前半が台湾の大学での研修、公判が企業でのインターンでした。

では、それぞれのプログラム(研修内容)について紹介します。

大学での研修

まずは台湾の苗栗(ミャオリー)にある大学で1か月間研修を行いました。

研修といっても授業を受けるわけではなく、基本的には自身の研究を大学の教授にアドバイスをもらいながら進めるものでした。

教授はかなり優しい人で、せっかく台湾に来たのだから、もっと観光した方がいいと言って、台中などの観光に連れて行ってもらいました。

企業でのインターン

台湾留学の後半(8/5~9/3)は台北にある企業でインターンシップに参加していました。

インターンの主な業務は下記。

・日本人向け英語教材の市場調査

・台湾人向け英語教材の市場調査

・オンライン英語教材のプロモーション案の作成・プレゼン

・日本語学習教材作成の手伝い

基本的には、こんな感じのマーケティングが主な業務でした。

ちなみに、企業内では英語が話せる人が数名いたので業務に関する質問、プレゼンなどは英語で行っていました。

毎週進捗報告も兼ねてプレゼンをしていて、フィードバックも毎回もらえていたのでかなりプレゼンスキルは上がったと感じています。(1回のプレゼンの時間は10分~30分程度)

日台合同カンファレンスでの研究発表

企業でのインターンが終わった後、もう一度大学に戻り日台合同カンファレンスに参加しました。

参加している学校は、台湾の大学(2~3校+日本の高専(5校くらい?)でした。

英語での発表でしたが、質問への対応も比較的スムーズにできたため、かなり満足できる内容でした。

また、私は経済の分野での発表でしたが、他の分野(機械学習、環境調査等)の話も自由に聞くことができたのでとても楽しかったです。

台湾での生活

台湾ではかなり自由な生活をしていました。

前半について

前半は大学で研修をしていましたが、基本的には時間などは自由に決めて良く、課題等も設定されなかったので、現地の学生とご飯に行ったりしながら過ごしていました。

もちろん研究も進めており、研修時間は大体1日5~6時間くらいでした。

私が行ったときには、大学は既に夏休みだったこともあってか、15時くらいから寮の前のスペースでお酒を飲んでいる人がいました。(寮の建物内は禁酒のため)

街の方も、昼間からお酒を飲んだりして遊んでいる人が多かったことにも衝撃を受けました。

他には、台湾という事で本場のタピオカをほぼ毎日飲んでました。

台湾のタピオカは安くて、量も多く、売っているお店もいたるところにあったので、ついつい手が伸びてしまって飲んでました。

台湾のタピオカの写真↓(撮り方適当なのは許して)

私が一番好きだったのはタイガーシュガーのタピオカです。色もきれいだし、めちゃくちゃ甘くておいしかったです。↓

後半について

後半は台北(台湾の北部、かなり都会)にいたこともあって、居酒屋やバーなどもたくさんあって毎日が楽しかったです。

ただ、会社が朝9時から始業だったので毎日7時半~8時には起きて通勤しないといけなかったのが、前半の自由な生活でたるんでいた私にはきつかったですww

ただ、ご飯とかもおいしくてお酒も飲めたのでおおむね満足でした!

ちなみに、居酒屋は5人で瓶ビールを3~4本と大皿料理を5品くらい頼んで大体1人2000円かからないくらいでした。

ビールも日本のものとは味が違って、日本のビールが苦手だという人でも飲みやすいものでした。

 

時間があるなら絶対に台湾留学に行かないと損!

台湾の留学は慣れない環境や、英語・中国語でコミュニケーションをとらないといけないことなど、大変なことはたくさんあります。でも、それ以上に楽しいこともありますし、貴重な体験になります。

もし、学校が留学を推奨していたり、制度があるのなら絶対に利用していくべきだと思います。

うたかた(@ephemeral_bubbl)というアカウントでTwitterもやっていますので、何か気になるところとかあれば、気軽に質問してください。

できる限り答えたいと思います。